こんにちは。吉祥寺ファースト歯科、院長の武内です。
開業から1か月ほどたち多くの患者様にご来院頂いております。
今回のブログは「根管治療」についてです。
詳しい内容はHPの精密根管治療のページを見ていただければと思います。
根管治療は一般的には「神経をとる治療」とか「根っこの治療」いわれるものです。歯には神経があり、そこに炎症を起こしたり、感染を起こしてしまうと腫れや違和感、痛みや咬めなくなるなどの症状が出てきます。
それらを解決するために歯の根っこ、根管内をきれいにして、緊密に封鎖する処置を「根管治療」といいます。
この「根管治療」で重要になるのがいかに根管内の感染を取り除き、かつ外部から根管内に感染を入れないようにして、緊密に根管充填できるかです。
当院の精密根管治療ではラバーダム、CT、マイクロスコープ、Ni-Tiファイル、MTAセメント、などを用いて行います。これらを使うのは徐々にスタンダードになってきておりますが、そこに必要になるのはやはり技術だと思います。
今回のブログでは当院で行っている根管治療の様子を見ていこうと思います。
今回の症例は右下7番目の歯です。
レントゲン上で根尖病巣が認められたため、患者さんと相談したうえで精密根管治療を行うことになりました。
事前にCTを撮影したうえで治療を行います。
まずはラバーダムを行い、虫歯をきれいに取り除き、その上で隔壁という壁を築盛していきます。
根の先端部をみると「U」の字型の白い神経の残りが見えると思います。「樋状根」という特殊な根っこです。
これらも事前のCTで確認できていますが、マイクロスコープで覗くとよりしっかりと確認することができます。
根っこの長さを測定し、拡大形成のち根管消毒を行います。
根管内に残っていた神経も取れてきており、きれいになってきました。
この状態で1回目は貼薬を行います。
次回以降、大きな症状がなければ緊密に根管充填を行います。
回数は2回で終了する予定です。
このように根管治療は適切にやるにはやるべきことがでてきます。
今現在、吉祥寺・三鷹近辺にお住まいの方で根管治療についてお困りの方、また最近歯医者に行ってないなという方は是非一度ご来院ください。
スタッフ一同お待ちしております。