こんにちは。歯科衛生士の甲賀です。
雨に濡れる緑が色鮮やかな季節となりました。
みなさんはお変わりなくお過ごしでしょうか。
みなさんは歯間ブラシを使ったことはありますか?
手軽に手に入るものではありますが、
自分で使いはじめるには難しいと感じる人も多いかと思います。
歯間ブラシを使用にあたって数ある種類の中から
ご自身の口の中にあった歯間ブラシを選択すること、正しく使用すること
が大切です。
歯間ブラシは、歯と歯の間が
ブラシが通る程のスペースが空いているところに入れていきます。
スペースが十分に空いていないところに無理に入れてしまうと
歯肉を傷付けてしまい
歯肉退縮の原因になりますので注意が必要です。
また歯の欠損部、矯正装置のブラケット・ワイヤーの間、
ブリッジのポンティックと歯肉の間、インプラントなど
通常の歯ブラシでは磨くのが難しい部位にも使用します。
歯間ブラシをはじめてお使いになる方や久しぶりに使い始めた方は
歯肉から出血することがあります。
それは歯肉が炎症しているということになります。
出血の原因は歯肉に残ってしまったプラークです。
プラークは細菌の塊で、歯肉の溝に残っていると
歯肉が炎症を
起こした状態になります。
しかし、出血したからといって使用をやめないで
歯肉を傷つけないように優しくお使いください。
歯間ブラシの形態は
①ストレートのI型
(使用方法)
ブラシを歯と歯の間にまっすぐ入れる
前歯に使用しやすい
②ストレートのL型
(使用方法)
ブラシをほっぺた側または舌側から入れる
奥歯に使用しやすい
①.②それぞれ各部位のスペースにいれたら
前後にゆっくり往復
させます。
奥歯は歯の裏側と表側の両方から5回程度往復運動させるのが効果的です。
動かす時に力を入れすぎないように気をつけましょう。
鏡を見ながら使ってみてください。
使用後は流水ですすぎ風通しの良い所で保管してください。
歯間ブラシの毛が乱れたり、短くなったら変えてください。
当院ではストレートのL型
サイズは、
狭いものから 0ピンク1オレンジ2レッド3水色4イエロー5グリーン 広いものまで
ご用意しております。
ご自身にあったサイズの歯間ブラシを選択し使っていただけます。
歯間ブラシを使ってみたい方、歯と歯の間の汚れが気になる方、クリーニングをしたい方はぜひ一度ご来院ください。
スタッフ一同お待ちしております。