こんにちは。歯科衛生士の門脇です。
みなさんは自分のお子さんのおくちがポカーンとあいてるな…
と気になった事はありませんか?
・誕生日のケーキのろうそくが一気に消せない
・テレビを見てるときなどふとした瞬間ポカーンとあいてる
これらのおくちポカンは【口唇閉鎖不全症】とよばれるものになります
また、おくちポカンは口呼吸が原因になっていることも…
口呼吸については過去のブログで詳しくお話ししております!ぜひご覧ください
実は…おくちポカンは治すことで歯並びや虫歯のリスク低下につなげることができます!!
お子さんの虫歯の予防、歯周病の予防のために
小さい頃から正しいおくちの使い方を習慣づけていきましょう
おくちポカンを治すのには、おくちまわりの筋力を鍛えることが重要になります!
くちまわりの筋力が不足していることによって”くちをとじるちから”が足りず、おくちポカンを引き起こします
おくちポカンを治す方法って?
☆おくちポカントレーニング☆
①ふうせんトレーニング
身近なものでトレーニングすることが可能です!
ふうせんを膨らませることで口の周りの筋肉である口輪筋を鍛えることができるトレーニングです!
唇をとじるためのちからがアップするため、おくちポカンを改善することができます
♪ 歯で噛むのではなく、下のイラストのように唇のちからでふうせんを挟むことがポイントです
【ふうせんを3回ふくらませてみましょう】
また、ふうせんより簡単にチャレンジしやすいのがふきもどしです
(巻き笛やピロピロともよびますね♪)
遊ぶ感覚でふきもどしからはじめてみてもいいでしょう◎
【ふきもどしを5秒ふき続けてみましょう】
【ふいたりもどしたりを5回繰り返します】
②スポットトレーニング
舌を正しい位置である“スポット”に保持するトレーニングです!
舌の筋力が落ちていると本来の正しい位置から落ちてきてしまいます
落ちてくることによって下顎が下がり自然とおくちがポカンと開きやすくなってしまうのです
【舌の先をスポットにつけそのまま15秒キープしましょう】
おくちポカンを治すには舌の正しい位置を覚える必要があります
はじめは、正しい位置を覚えるのはむずかしいため、親御さんが綿棒でスポットの位置を教えてあげると覚えやすいです!
③あいうべ体操
声を出しながら「あ〜」「い〜」「う〜」「べ〜」と口を動かす体操です
ゆっくりと大きく動かすことで、舌の筋肉や口の周りの筋肉を鍛えることができます!
【1日30回を目安に毎日続けましょう】
実はお子さんの口呼吸の改善以外にも、普段使わない筋肉を動かすことで口もとのたるみの改善にもなるため、大人の方にも効果的です◎
ぜひ親子であいうべ体操チャレンジしてみてください!
小さい頃から正しい舌の位置を覚え、おくちポカンを改善し習慣付けることが大切です!
おうちでもトレーニングすることができるので遊ぶような感覚でぜひやってみてください◎
当院ではりっぷるとれーなーという口輪筋のトレーニングをする器具も導入しております!
ぜひ歯医者さんで一緒におくちのトレーニングをしましょう
お子さんのおくちポカンについて気になる方、トレーニングについて詳しく知りたい方