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虫歯になりにくくなる砂糖のとり方って?

こんにちは!吉祥寺ファースト歯科の門脇です!

みなさんはこう思ったことはありませんか?

『自分はこんなに歯ブラシを頑張っているのになんで虫歯になっちゃうんだろう』

『子供が甘いものばっか欲しがってしまい虫歯が心配』

今回はそんな砂糖と虫歯の関係についてお話ししていこうと思います!

虫歯にならないようにするためにはどうしたらいいの?

昔から【砂糖=虫歯の原因】とされ、砂糖を取るを減らせば虫歯予防になるといわれていましたが

日本人は砂糖の消費量が海外と比べて少ないのにも関わらず虫歯の発生率が高いというデータがでています

砂糖の量を減らす以外に、より効果的な方法ってあるの?

虫歯は歯の表面がによって脱灰(溶ける)ことで進行していくのですが、というのは口腔内細菌が砂糖を代謝することでつくられます

細菌が代謝できる糖質のことを発酵性糖質とよび

口腔内細菌に発酵性糖質を与えなければ酸はつくられないため虫歯にならないのです

また、甘味料には細菌によって代謝されやすいものと、されにくいものがあります

ブドウ糖や砂糖(スクロース)は代謝がされやすいため虫歯のリスクが高く、対してキシリトールなどは代謝されにくいため虫歯リスクが低いのです

細菌に代謝されにくいキシリトールなどを選択すればいいんだね!

スクロースを含む飲食物をとると2~5分でプラークのpHが急激に低下するといわれています

歯に含まれるカルシウムイオン・リン酸イオンが溶け出し(脱灰)、唾液の持つ緩衝作用により時間とともにpHは回復し溶け出したカルシウムイオン・リン酸イオンは再び取り込まれます(再石灰化

脱灰が再石灰化を上回ると虫歯は進行していきます

間食の頻度が増えるだらだら食べは常に酸性にさらすことになります

そのため虫歯になりにくくなるためには、砂糖の量を減らすよりも砂糖の摂取回数を減らす方が効果的なのです!

発酵性糖質のだらだら摂取をやめるといいんだね!

キシリトールとは、砂糖と同じ甘味を持ちながら細菌に代謝されず酸を産生しないという特徴がある糖です

虫歯予防目的のキシリトール製品として当院ではPOs-Ca F(ポスカF)を患者様におすすめしております

①唾液から歯にカルシウム補給をしてくれる

Pos-Ca(リン酸化オリゴ糖カルシウム)という唾液に溶けやすいカルシウム素材が配合されています

②酸性に傾いた口腔内を中性にもどす

③緑茶由来のフッ素が配合されている

④味が長持ちする

普段の間食をキシリトールガムにおきかえて虫歯予防をしてみませんか?

朝昼夜に1回2粒を20分噛むと効果的です

吉祥寺で歯医者をお探しの方、虫歯予防に興味のある方是非一度ご来院ください。

スタッフ一同お待ちしております。