皆さんこんにちは。
歯科衛生士の木村です。
徐々に厳しい寒さも和らぎ、
春の陽気を感じられるようになりましたが
いかがお過ごしですか。
そろそろ学校では新学期が始まり、
新年度ということで
身体測定や歯科検診が
始まる時期ですね。
今まで歯科検診を受けて”初期虫歯”
或いは”Co”(シーオー)と言われた
経験のある方も多いと思います。
【虫歯】と言われたのに歯医者に行ったら処置してくれなかった…
なんて方もいるのではないでしょうか。
今回はその虫歯の種類について
お話しようと思います。
虫歯の進行度について
虫歯には進行度があり、表す際には「C+数字」の表現が用いられます。
(Co、C1、C2…と大きくなっていく)
ではCoとはどのレベルのものなのでしょうか。
Coとは「初期虫歯」
Coは虫歯の初期段階を表します。
歯の表面のエナメル質が溶け始めて白く濁ったり、
歯の溝が茶色くなったりします。
この時点でまだ穴は空いてないかほんの少し空いている状態になります。
初期虫歯の見た目・症状
Coと呼ばれる初期状態は進行状態により症状が変わります。
・歯の表面が白濁する
↓
・歯の溝が茶色くなる
↓
・歯に小さい穴が空く
また症状は出てないことが多く、フロスを通して引っかかったり
冷たい物がしみる等の症状が出始めてやっと気がつく事が多いです。
(この頃には穴が空き、虫歯が進行しています)
詰め物を入れているところが変色をする場合も多いので
ご自身のお口をよく観察し変化に気づくことが何よりも大切になってきます。

初期虫歯の治療法
初期虫歯の治療法には以下の方法があります。
フッ素塗布
歯科医院でフッ素を塗布することでエナメル質を強化し
再石灰化を促進することができます。
フッ素は初期虫歯の進行を防ぐ効果があります。
定期的な歯科クリーニング
定期的に歯科でクリーニングを受けることで歯垢や汚れを除去し、
虫歯の原因となる細菌を減らします。
又、自身では見れない部分も専門家によってより詳しく精査することが出来ます。
虫歯かも…?と思ったら歯科医院へ!
初期虫歯は早期発見と適切なケアで進行を防げます。
定期的な歯科受診と日常的な予防が大切です。
当院では患者様一人一人にあった適切なセルフケアや歯ブラシ指導も行っていますので
お気軽にご来院下さい。
吉祥寺で歯医者をお探しの方、当院で予防のための歯科検診にいらしてはいかがでしょうか?
スタッフ一同お待ちしております。