こんにちわ。院長の武内です。
今回のテーマは「隠れ虫歯」についてです。
一般的に虫歯に気付くのは「しみる」や「欠けた」ということで気づくことが多いと思います。実はこのような状態の場合、虫歯としてはだいぶ進行してしまっていることが多いです。
歯科の中には虫歯をCo、C1、C2、C3、C4という分類を行います。
上の写真でいうと左からC1、C2、C3、C4です。C2~C4は症状や穴が開いたりするので気づいて歯医者に行くことができるのですが、C1の虫歯はなかなか自分で気づくことはできません。
これは僕自身でも気づけないと思います。
ただし、前述したように症状が出ている虫歯はC2以上の虫歯であることがほとんどで、状況によっては歯の神経をとる必要が出てくるものもあります。
当然、歯の寿命を考えると神経は残していきたいものですよね。
そこで虫歯の早期発見が重要になってきます。
ここからは実際の症例を見ながら説明していきます。
この写真をみてどう思いますか?右の歯の茶色いところが虫歯だ!とか虫歯はないけど着色はしているな、とか思う人が多いのではないかと思います。
実は真ん中の歯に虫歯があります。
上の前歯になりますが、裏から少し削ってみると、、、
見えてきました。隠れ虫歯です。
う蝕検知液などを使用して悪い部分をしっかりと取り除き、
CRというブラスチックの樹脂で治療を行いました。
隠れ虫歯を早期に削って治療するか、歯ブラシをしっかりと行って経過観察していくかはその患者さんのプラークコントロールの具合や虫歯のなりやすさなどを考慮したうえで決めていく必要がありますが、いずれにせよ隠れ虫歯があるということを患者さん自身が理解しておくことは重要です。
当院ではマイクロスコープを始め、様々な機器や歯科医師、歯科衛生士によって早期発見に努めております。
吉祥寺・三鷹で最近歯医者にかかっていない方、症状はないけど歯を診てほしい方は是非一度ご来院ください。
スタッフ一同お待ちしております。