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補助清掃用具を使ってみませんか?

 

 

こんにちは。歯科衛生士の金子です。

やっと暑さも落ち着いてきて

秋らしい過ごしやすい気候になってきましたね。

 

 

さて、秋といえば…!!

食欲の秋でございます。

(スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋も魅力的ですね。)

 

秋刀魚にキノコに柿や栗ぶどうなど…

美味しいものが沢山ありますが

食べた後しっかり歯磨きはできていますでしょうか?

 

特にキノコ(えのき等)などは歯に詰まりやすいので

しっかりと歯と歯の間まで汚れを落とす事が大事になります。

 

ではいざ歯ブラシを頑張ろうとすると

「歯ブラシだけで汚れはしっかり落とせるのか?」

「フロスや歯間ブラシっていつ使うの?」

等々、疑問が出てくる方もいるのではないかと思いますので

本日はそれについて筆を執らせて頂きます。

 

 

まず「歯ブラシだけで汚れはしっかり落とせるのか?」についてですが、

歯ブラシだけ使用しての歯磨きはどんなに頑張って磨いたとしても

なんとプラークの除去率は約60%と想像より低い数値なのです!

 

そこで登場するのが、フロスや歯間ブラシ等の

になります。

 

これらを併用することにより

ブラシだけでは限界のある

歯と歯の間や、歯と歯肉の間の汚れを綺麗にできるので

虫歯・歯周病予防に効果的です。

 

 

しかしフロスや歯間ブラシの使用率は

30.6%ととても低い数値となっている現状であり、

【平成28年 歯科疾患実態調査より】

 

予防歯科についての情報を沢山の人に

発信して知ってもらう必要性があります。

(なのでこの場を通じて知ってもらえたら嬉しいです)

 

補助清掃用具でも個人によって

適した器具やサイズも違うので

一度歯科医院で定期検診を受けるのをお勧めいたします。

 

 

続いて「フロスや歯間ブラシっていつ使うの?」についてですが、

順番については歯ブラシよりor歯ブラシより

両方の意見があります。

 

-.-.-.-.-正しい使い方に関しては過去のblogをご覧下さい-.-.-.-.-

  フロス▶︎🔎

歯間ブラシ▶︎🔎

 

 

 

 

 

歯ブラシよりの使用としては

歯と歯の間の汚れを取り除いてから歯ブラシ磨くことで

歯ブラシにつけた歯磨き粉の有効成分(フッ素など)を

歯間部にも行き渡らせるメリットがあります。

 

しかし間違った角度や使い方をすると

汚れを歯肉の中に押し込んでしまう恐れがある為

炎症を起こす可能性があります。

またお口の中をまだ清掃してないので

汚れが沢山あり、時間が膨大にかかります。

 

 

 

歯ブラシよりの使用としては

ブラッシングで取り切れなかった細々とした汚れを

補助清掃用具で取っていくので丁寧に正確に

除去していく事が可能です。

 

以上の観点から当院では歯ブラシよりの使用をお勧めはしていますが、

必ずしも決まっている使用手順ではないです。

何よりも補助清掃用具を使ってもらう事が1番大切なので

皆さんも是非歯ブラシと併用してみてください。

 

 

 

当院でも定期検診やクリーニングの際に歯ブラシ指導行っており、

その人それぞれに合わせたものを

ご提案させていだたいていますので

是非お声がけくだい。

 

 

 

吉祥寺で予防歯科を探している方、

クリーニングご希望の方は是非一度

ご来院ください。

スタッフ一同お待ちしております。